1948-07-04 第2回国会 衆議院 本会議 第78号
なお、お断りいたしておきまするが、われわれは、ここに列記いたしてありまする九つの祝日以外に、なお二つの祝日、すなわち國始の日と平和の日を設けることを、委員会の全員一致をもつて決定していたのであります。
なお、お断りいたしておきまするが、われわれは、ここに列記いたしてありまする九つの祝日以外に、なお二つの祝日、すなわち國始の日と平和の日を設けることを、委員会の全員一致をもつて決定していたのであります。
しかし、この議会を通じて、おそらく消費税を高くし、また所得税も高くする、こういうことに対しては、われわれとして、わが國始つて以來の悪税がこの議会を通過するものではないかと思うのであります。
殊にわれわれが全員一致をもつて設定に決しておりましたいわゆる國始節が、去る六月十二日の合同打合会案以來、一應保留の形となつておりますことは不肖委員長といたしましても、まことに遺憾に存ずる次第であります。 なお不肖委員長としての希望を申し上げますならば、本件はぜひとも本会期中に成案を得て両院を通過せしめたいものと存じます。從つて時日の余裕はいくばくもないのであります。
先刻委員長からのお話がありました通り、國家の誕生日を祝う國始節のなくなつたことは、お互い國民としてはなはだ遺憾にたえないところでありまするが、われわれはできますならば、どうしてもこれを置きたいことに異存はなかろうと存じます。
○馬場委員 ただいまのに関連して、鈴木委員は、この前の打合会の途中から來られたので、経過を知らないようでございますが、実はここにあります六月十五日案の第十と十一の中に、國始節保留と書いてあります。從つてこれは保留されているので、全然意識なしに削つているわけではない。
そこで紀元節を置くか、あるいは國始記念日としますか、そうしたような建國の日を置くということは私も賛成でありますが、そうしたようなあやふやなものは國民に残すということは、はなはだ遺憾であると思います。
○太田委員 國始祭もよくないし、これも何かもう少しいい名前を考えたらどうかと思いますが、私は今ちよつと持合せがありません。
○佐藤(觀)委員 昨日もどなたか言われましたように、紀元節というのは大大名前が不適当であると思いますし、建國祭というのは、軍國主義華やかなりしころ建國祭というのがあつて、非常に惡い印象を與えますから、やはり私は國始祭という名前にした方が結構であると思います。榊原さんと意見が非常に似ておりますが、この点において、むしろ國始祭という名前を使つた方がいいじやないか、そういう意見を出します。
さて片山内閣がその政策を実行するがために財政上の手段として提出された本案は、先ほど予算委員長の紹介せられた通り巨大なものでありまして、蓋し我が國始つて以來の大なる追加予算であります。片山内閣は組閣早々八大項目を天下に公表したその理由のうちに健全財政を堅持する方針を示し、歳出の増加は成るべく避ける。若し止むを得ざる増加と雖も極力現行税額の範囲内において補正する。